ボウリングでストライクを取ることは、スコアアップをするためにも重要なことですが、気持ちよく10本のピンが倒れていく様子と甲高い音はボウリングの醍醐味でもあります。

ストライクは、ただ強いボールをピンに当てるだけでは取ることができません。

より多くのストライクを取るためには、取り方のポイントを理解しておく必要があります。

ここでは、ストライクの取り方について考えていきたいと思います。


1.ストライクを取るためのポイント

ボウリングではストライクを取りたいからといって、ただやみくもに強いボールを投げても、10本のピンはなかなか倒れず、よりストライクを多く獲得するための取り方とは言えません。

例え1番ピンの真正面に強いボールを当てたとしても、その後ろのピンが倒れていくだけで、7番ピンや10番ピンが残ってしまうことがあります。

もしかしたら、倒れたピンがうまい具合に他のピンを倒していくようなアクションをしていけば、ストライクになることもあるのかもしれませんが、そのような偶然を期待しても、ストライクを取れる確率は高くなりません。

ストライクを取るためのポジションがあり、そこを狙ってボールを投げていくことが、ストライクをより多く取るための取り方になるのです。

ボウリングでは、10本のピンが三角形に並んでいます。

このピンの中で、ボールが通過しながらドミノのように確実にすべてのピンを倒していくためには、右利きの方であれば、1番ピンと3番ピンとの間に、少し斜めの角度でボールを当てることが必要です。

この場所をボウリングではポケットと呼びますが、ここに当てるためには、まっすぐではなくフックボールのような曲がるボールで狙っていかなければならないわけです。


2. 曲がるボールとコントロールが必要です

このように、ボウリングでストライクを確実に取れるポケットにボールを投げていくためには、フックボールのように、ピンの直前で急激に曲がるようなボールを投げられることと、狙ったところに投げられるコントロールをつける必要があります。

そのためには、常に安定したフォームと正確なタイミングでのリリースを繰り返し練習しなければなりません。

はじめのうちは、なかなかストライクの数は増えていかないと思いますが、ポケットを狙って投げるような練習を繰り返し行っていくことにより、だんだんストライクを取るコツがつかめるはずです。

ポケットを確実に狙うことができるコントロールと曲がるボールを投げるためのコツがつかめるようになってくれば、連続してストライクを取ることもできるようになり、ハイスコアを獲得することもできるようになります。