ボウリングというと、スポーツというよりもレジャーというイメージが強いかもしれません。
しかし、ボウリングのボールは、だいたい5kgぐらいあり、1ゲームで20回近く重いボールを投げるとすると、思った以上に消費カロリーも多くなり、ダイエット効果も出てくるように思われます。
ここでは、ボウリングとダイエットについて考えていきたいと思います。
意外と消費カロリーの多いボウリング
ボウリングを1ゲームプレイすると、だいたい40から50kcalのカロリーを消費すると言われています。
だいたい3ゲームを一回でプレイすると、120〜150Kcalを消費することとなり、軽い有酸素運動を行っていることとなります。
例えば二人でプレイする場合、ボールを交互に投げることになりますので、休みながら運動を続けるということになりますので、ある意味効率の良い運動を言えるのかもしれません。
ここで他の運動と比較してみると、例えばウォーキングを30分行った場合の消費カロリーは、体重が50kgの人の場合、約80kcalになりますので、3ゲームボウリングをプレイしたほうが消費するカロリーの量は多くなります。
一見、カロリーを消費していないように見えるボウリングですが、思っている以上に消費カロリーが多いということがわかります。
2. ダイエット効果も期待できます。
ボウリングでは、重いボールを繰り返し投げるという筋肉を使う運動も有酸素運動と一緒に行います。
有酸素運動で脂肪を燃焼するだけでなく、同時に筋力を増やすこともできるという、一石二鳥の効果が期待できるというわけです。
有酸素運動には、脂肪を燃焼させる効果がありますが、体脂肪を効率的に燃焼させるためには、軽い負担の有酸素運動を長く続けるのが良いとされています。
ウォーキングは、そのような有酸素運動の代表的な種目ですが、5kgもあるボールを持ちながら、歩いて投げる動作を繰り返すボウリングは、まさに軽い負担の有酸素運動を長く続けることができる運動をいうことが言えます。
また、ボウリングの投球時には、下半身を沈み込めるようにボールをリリースしていきますが、この動きも一種の下半身のトレーニングに近いものと言えます。
下半身にある大きな筋肉を、ボールを投げるたびに使うわけですから、筋力の増強にもつながり、その結果として基礎代謝もアップしてきます。
基礎代謝がアップすることで、体脂肪をより効率良く燃焼させることができるようになりますので、きれいなフォームでボールを投げ続けることが結果として、ダイエットにもつながっていくというわけです。
みんなでわいわいと楽しみながら、有酸素運動が続けられるボウリングは、楽しいだけでなく運動としてのさまざまな効果を期待できる立派なスポーツと言えるわけですね。