ボウリングの投球を始める前には、必ず十分なウォーミングアップをするようにしましょう。

ボウリングのボールは普通5kg以上あり、それを初心者であれば1ゲームあたり20回ぐらいは投げることになりますので、それを数ゲーム続けていくとすると、見た目以上に体力を使うこととなります。

特に、普段体を動かすことの少ない方は、念入りなウォーミングアップをしないでいきなりボールを投げてしまうと、ヒジや手首などを傷めてしまうことにもなりかねません。

ボウリングというとレジャーというイメージがあるかもしれませんが、油断すると思わぬケガにつながってしまいますので、しっかりと準備を行うようにしましょう。


1. ストレッチの手順

ボウリングは、ボールを投げる動作がほとんどですが、腕や手首、肩だけでなく、腰や足も含めて全身を使った運動を行います。

このため、手首や肩のストレッチだけでなく、腰や足も含めた全身のストレッチを入念に行い、腱鞘炎や筋肉痛などのケガが起こらないようにしておくことが大切です。


1. 手首のストレッチ

ボウリングは手に重いボールを持ち、腕を振って投球を行います。

ボールを投げる瞬間に、手首に大きな負担がかかることになりますので、手首を傷めないようにするためにも、曲げたり伸ばしたりする準備運動をしっかりと行っておきましょう。


2. 腰のストレッチ

安定したフォームを保つためにも腰をほぐしておくことはスコアアップにも大変重要なことです。

前屈したり、回したりすることでしっかりストレッチを行っておきましょう。


3. 肩のストレッチ

ボウリングのボールを投げる時には、肩を支点として振り子のような動作を行うので、肩にも大きな負担がかかってきます。

安定したスイングができるように肩のストレッチも入念に行うようにしましょう。


5. アキレス腱のストレッチ

ボウリングでは両足の動きも大変重要なポイントです。

アキレス腱は、他のスポーツでも大変痛みやすいところでもあるので、両足のアキレス腱はウォーミングアップでしっかりと伸ばしておくようにしましょう。


2. ウォーミングアップの効果

ウォーミングアップをしてからプレイをすると、何もしないときと比べて運動効率が2割ほどアップします。

また、ウォーミングアップによりリラックス効果も出てきますので、筋肉がほぐされて全身が機能しやすくなるだけでなく、頭も回転してくるようになってきます。

ですので、ボウリングをプレイしている時の状況判断も的確にできるようになり、スコアのアップにつながってくるはずです。