まだボウリングを始めたばかりの初心者の方にとっては、少しでも早くボウリングが上達して、スコアアップすることを考えるかと思います。

そのためには、ただボールを投げつづけて練習するだけではなく、フォームやスイングを気にしながら練習していくと、上達も早くなってくるはずです。


1. 安定したフォームで投げられるように練習しましょう。

ボウリングを始めたばかりの初心者の方は、まず安定したフォームでボールを投げる練習をすることをおすすめします。

ポイントはボールを投げるまでの助走、投げる時の腕のスイング、そしてボールのリリースになります。


2. テンポの良い助走を心がけましょう。

まずは助走。ボールを持ってから投げるまでは一定のテンポをキープして、まっすぐ歩くような感覚で助走を行っていきます。

一定のテンポで歩くのは初心者の方にはとても難しいことですので、シャドーボウリングの練習を行うといいでしょう。

シャドーボウリングは、ボールを持たずに投球するまでの一連の動作を行っていくことです。

ボールを持っているというイメージを持って、助走の時の足の運び方が一定のテンポになるようにこの一連の動作を繰り返していきます。


3. 腕は振り子のようにスイングしましょう。

投げる時のスイングは、基本的には肩を支点として腕を振り子のように降っていきます。

力をできるだけ抜いて、腕が自然と振り子のような動きになるように、楽に振れるように練習していくことが大切です。

このスイングの軌道は初心者だけでなく、ある程度上達してからも重要な動きですので、体が振り子のようなスイングを覚えるまで繰り返し練習していくことに心がけていきましょう。


４. リリースのタイミングをつかみましょう。

そして、リリースです。

ボールを投げる瞬間をリリースといいますが、このタイミングが最終的にはボールのコントロールに大きく影響してきます。

シャドーボウリングでリリースのタイミングを意識して練習することも大変に重要ですが、可能であれば一歩助走でボールを投げる練習をしてみましょう。

一歩助走はその名の通り、最後の一歩だけでボールを投げるものです。

この練習を行うことで、リリースのタイミングをつかむことができるようになります。

一歩助走では、プッシュアウェイ、スイング、リリースという投球の流れをほとんど立ったままで行います。

最後のリリースの瞬間だけ、左足（右利きの場合）を軽くスライドさせて投球していきます。