ボウリングにおいて、ステップは大切なポイントのひとつです。ステップは、主に下半身のステップです。

それらを中心に項目に分けて、ステップの練習について書いて行きたいと思います。


1.助走のステップ

助走には4歩助走と5歩助走があります。それぞれステップが異なります。上達する上で大切なので、よくポイント抑えておきましょう。

4歩助走では、プッシュアウェイ(手を前に出す動き)・ダウンスイング(下にスイングを下ろす)・バックスイング(後ろに手を振る)・フォワードスイング(前にスイングする動き)という具合に分解されます。

ここでボウリングを上達させるには、ステップが絡んできます。

ただし、4歩助走が1歩毎に分かれて認識していると、ぎこちない動きになってしまいます。そして4歩助走では、必ず右足から踏み出す必要があります。5歩助走では、逆に左足から踏み出します。

軽快にステップを踏まないとおかしな動きになり、ボールも上手く投げることが出来ません。練習から軽快さを感じながら投げる必要があります。

これはボウリング上達の近道です。


2. ステップを意識し過ぎない

ボウリングにおいてステップをあまりに意識すると先程も述べたように動きがおかしくなります。そこは人間の本来の運動機能を使って、素直にボールを振り子のように振りましょう。

あまりステップ、ステップと意識すると、つまずいてしまい、不自然な動きになるので注意が必要です。

確かにステップは大事ですが、意識しないくらいの感じでボウリングの練習に取り組みましょう。

試合等でも見かけるのは、まだフォームが固定されていない、独学で学んだので明らかにおかしなフォームになっている、こうした方がおられます。

そういう方は、ステップを意識しないで、自然なフォームにする練習が上達には必要です。

3.球種によるステップの違い

一般的にフックボールとカーブボールがありますが、ステップは微妙に違います。

フックボールのステップは従来通りのステップで、あまり変化はありません。

一方、カーブボールはステップの細部に変化があります。なかなか言葉では言い表しにくいのですが、重心が違うため、ステップ不規則になります。

選手によれば、フックと同じステップをする方もおられますが、大半はカーブの場合ステップが違います。

カーブボールの練習をしたいのであれば、しっかりプロの動画を研究することで上達に向かいます。

このように3つの項目でステップについて説明して来ましたが、いかがでしたでしょうか。

なかなか文章で表現するのは、難しいですが、是非練習、特に基礎練習に取り入れて頂ければ幸いです。

以上、上達するボウリングのステップについてお話しました。