ボウリングを始めて最初に思うことが、ボールを曲げてより多くのストライクを狙い、よりスコアを上げていきたいということです。
ボールを曲げると言っても、初球から中級にレベルアップしようとする方であれば、フックボールというリリースした瞬間はボールがまっすぐ進んでいき、ピンの手前で急激に曲がるボールの投げ方をまずは習得していきましょう。
ここでは、フックボールの投げ方について考えていきたいと思います。
フックボールとは？
ボウリングのフックボールは、ボールをリリースした瞬間から、大きく弧を描きながらボールがピンに向かって進んで行くカーブボールとは異なり、ボールをリリースしてからピンの手前まではボールがまっすぐに進んでいき、ピンの直前で急激に曲がる動きをします。
フックボールでは、ボールに勢いをつけるための縦方向の回転に加えて、ボールを曲げるための横方向の回転も加わるため、コントロールも安定しますので、ボウリング初心者の方が、初めに曲がるボールを投げるのであれば、まずはこのフックボールの投げ方を練習していくのがいいでしょう。
曲がるボールを投げられるようになれば、ストライクの確率は確実に増え、それに乗じてスコアもアップしてきます。
2. フックボールの投げ方
ボウリングのフックボールを投げるためには、まずは腕や肩に力が入らないようにリラックスした状態でボールを投げることが必要です・
力が入らないことで、正確な腕のスイングができるようになり、結果として正しいフォームで狙ったところにボールが投げられるようになります。
無理に力を入れてボールを投げても、ボールが曲がることはなく、ただコントロールが不安定なボールとなってしまいます。
狙ったところにボールを投げられるように、腕や肩の力を抜いて、ボールの重さを感じながら振り子のように腕をスイングし、リリースの瞬間の親指の位置を10時の方向に向けて、二番スパットを通すように投げると、ボールに回転が加わり、ピンの直前で曲がるようなナチュラルなフックボールが投げられるようになります。
最初は、なかなかリリースポイントが安定せずに、ボールに回転がついていかないかもしれませんが、繰り返し練習をしていくことで、フォームが安定し、リリースのタイミングも合ってきて、狙ったところに曲がるボールを投げられるようになるはずです。
フックボールが投げられるようになれば、ストライクを取れる確率も増え、スコアアップにもつながり、よりボウリングが楽しくなってくるでしょう。
