ボウリングにおいて、筋肉痛はハウスボウル、マイボウル関係なく出てきます。
特に翌日以降に筋肉痛になる人は多いです。筋肉痛になるということは、筋肉が疲労していることですが、この筋肉痛になるには何か原因があるのではないでしょうか。
それらについて探って行きたいと思います。
1.筋肉痛にならない投げ方はあるのか
筋肉痛になるには、何か投げ方に違いがあるのでしょうか。例えば、ボールを握っていたり、体の筋を使っていたりする場合があります。
一般的に重いボールを投げるには力んでしまいます。力まず投げることはなかなか出来ないでしょう。
しかし、力を抜く訓練をすれば、かなり楽に投げることが出来ます。
筋肉を使って投げますが、ボールの重さを全身に分散させることは可能だと思われます。
ただし、特に腕の筋肉はよく使うので、日頃から鍛えておかないと筋肉痛になります。
上達するには筋肉痛になる投げ方をしていては、多いゲーム数を投げることが出来ません。
2.筋肉痛を防ぐ投げ方
先程の項目で、全身に分散させることについて述べましたが、要は力の入れ方、そしてボールの投げ方を工夫することで、ボウリングにおける筋肉痛を和らげることが出来ます。
1点に力を集中させると筋肉をよく使います。ボウリングの場合、あまり手に力を入れずに投げるのは難しいです。手に力を入れると手が筋肉痛になります。
ボールの投げ方は、あまり勢いを付けずに投げることが大切です。
勢いを付けると余計な筋肉を使い、その後筋肉痛になります。上達する近道も、あまり勢いを付けずにゆっくりとしたフォームで投げると良いでしょう。
筋肉痛にならない投げ方をすれば、その分多くのゲームを投げることが出来ますが、翌日も練習することが出来ます。
3.プロは筋肉痛になるのか
それでは、プロボウラーは筋肉痛にならないのか、なるのか、さてどっちでしょう。
もちろんプロボウラーも人間です。筋肉痛になります。
しかし、一般の方の筋肉痛ではなく、単なる疲労です。筋肉は鍛えているので、それだけ多くのゲームをベストな状態で投げることが出来ます。
投げ方を工夫しているプロは、非常に早く技術も上達します。凄まじいスピードで変わるレーンコンディションに対応しなければならないので、それだけ投げ方も臨機応変です。
ただし、基本の投げ方は同じです。固定されたフォームで投げていますので、安定した投げ方になります。アマチュアが上達するには、まず基本のフォームを見つけることです。
このように筋肉痛についてお話して参りましたが、なかなか難しい点もあったかもしれません。理論で理解出来ても実際投げると上手く行かないこともあります。
少しでも楽な投げ方、筋肉に負担にならない投げ方をすれば、投げるゲーム数も増えますし、良いスコアが出て上達を感じることも出来ます。
ボウリングは投げ方を固定し、安定させることで上達への道は開けて来ます。