ボウリングで、1投目の投球で10番ピンではなく左端の7番ピンだけが一本だけ残ってしまうこともよくあるパターンです。
このような場合でも、10番ピンと同様にあわてずに7番ピンを狙って確実にスペアを取っていきたいところです。
確実にスペアを取っていくことが、スコアアップにつながっていくことになりますので、確実に7番ピンを取れるように練習しておくことが大切です
ここでは、ボウリングのスペアの取り方の中でも7番ピンの取り方について考えていきたいと思います。
1.狙うべきラインと立ち位置
ボウリング場のレーンの左隅にある7番ピンを狙うのには、フックボールを使うのであればポケットを狙うのと同様に2番スパットを通していくのが基本となります。
このときのスタンスは、ポケットを狙うよりも多少右側にすることとなりますが、レーンのコンディションなどにより、曲がり具合が変わってきますので、練習投球でレーンの状況を確認しながら立ち位置を決めていくようにするのがいいでしょう。
レーンにはオイルが塗ってあり、オイルが多く塗っているところではボールは滑るように転がっていき、逆にオイルが少ない部分では、ボールが曲がりやすくなりますので、実際に投げてみることで、曲がり具合を確認していく必要があります。
2.ストレートボールを投げる
10番ピンを狙うときと同様に、ストレートボールを投げていく取り方もあります。
この取り方は、基本的に3番スパットを通すように投球し、対角線にまっすぐ狙っていくようにします。
投球するときは、ストレートボールを投げるようにしますが、横の回転が少なくなるようにてのひらをまっすぐ押し出すように投げていくのがいいでしょう。
そのようにしても、ボールが自然と曲がってしまうことがありますので、そのときは、立ち位置を少し左に移動して、ボールの軌道を確かめながら立ち位置の調整をしていくようにしましょう。
また、曲がらないスペアボールを使って7番ピンを対角線に狙っていく取り方もあります。
ボウリング上級者であれば、たいていの場合、7番ピンや10番ピンを確実に狙うために、摩擦係数の少ない表面素材で作られているスペアボールを持って、スパット理論通りにまっすぐ狙っていくことで、確実にスペアを取っていきます。
ボウリング初心者の場合、なかなか二つのボールを持つことは出来ないかもしれませんが、ボウリング場が主催する大会への出場などを考えている方であれば、スペアボールは、曲がるボールよりも比較的安価なものですので、検討することもいいかもしれません。