なかなかボウリング場で練習出来ない方も多いと思います。定期的にボウリング場に通って居ても、なかなか上達しない方は、何か原因があります。

それは単なる練習不足ではなく、練習方法を知らないだけかもしれません。そこで、自宅で出来るボウリングの練習方法についてお話します。


1. ボウリングのフォームの素振り

ボウリングにおいて投球フォームの固定は大切なことです。フォームをしっかり固定しないとなかなか良いボールが投げることが出来ません。

素振りをする時に良いのは、家の鏡でしっかりフォームを観ることです。姿鏡で自分の体の動きを観ると、しっかり真っ直ぐ触れているか観ることが出来ます。

あと、ボールは家で持てないので、代わりにペットボトル500ミリリットルに水を入れて、それを握って素振りすると感覚がつかめます。

家でしっかりと頭まで振り切り、フォームを固定するとボウリング場で投げる時も、軸がぶれずに投げることが出来ます。


2. ストレッチ

どんなスポーツでも言えますが、体の柔らかさがないと力が出ません。そこで必要なことは十分なストレッチです。ボウリングは腕、足腰を使います。

家で効率的なストレッチをすることでボウリングに適した体作りを構築出来ます。

具体的にボウリングにとって、どのようなストレッチが良いのか説明します。

まずはアキレス腱をしっかりと伸ばすことです。重いボールを支えるのは足の裏側のアキレス腱です。

伸ばす時、よく何回も伸ばす人が多いですが、1回毎に深く伸ばすよう意識するとアキレス腱がしっかり伸びます。

続いて、腕周りのストレッチです。足に重みが行きますが、ボールを持っているのは腕です。

腕の関節を伸ばし、投げる時の重圧に耐えることが出来るようストレッチします。伸ばす時は、息を吐きながらすると良いでしょう。

これらのストレッチが出来たら、練習以外にも試合前の準備体操に応用出来ます。試合前に効率的に体の筋を伸ばすと、一気に体のエンジンもかかります。


3. 筋肉トレーニング

ストレッチとは違い、部分的にしっかりと筋力をつけるトレーニングがボウリングには必要です。

どこの部分の筋肉が必要かと言いますと、ずばり、足腰です。

重いボールを手足だけでは負担がかかり過ぎるので、足腰を重点的に使って投球する練習が理想的です。

腹筋やスクワット等ハードなトレーニングではなく、ジョギングなど全身を使って足
腰を鍛えるのが良いです。

ジョギングは家では出来ないのでジョギングマシーンがあると良いです。私もプロにウォーキングではなくジョギングをしなさいとよく言われました。

またサイクリングマシーンも足を鍛えるには持ってこいです。

ボウリングに必要な足腰の筋肉を付けたら、しっかりと安定したフォームになり、ボウリングも上達します。

以上、3つをテーマにボウリングの練習方法について書いてきましたが、これら以外にたくさんポイントはあると思います。

基本的な3つのことを家で試すことで、実際ボウリング場で投げる時に大いに役立ちます。

ボウリングというスポーツは、気軽に出来ますが、コツコツ練習することが必須です。

こうしたことから、自宅でコツコツストレッチや筋肉トレーニングを行い、素振りでフォームをチェックすることが上達への近道になるでしょう。ぜひお試しください。