ボウリングで、より高いスコアを取るためには、確実にスペアを取っていくことが重要です。

スペアを取ると、その次のフレームの1投目で倒したピンの数がボーナスポイントとして加算されるので、スコアがアップしていくこととなります。

2投目なので、ストライクを取るよりも少ないピンを取ることになりますので、難易度は下がりますが、基本的なスペアの取り方を覚えておくことで、取る確率は上がってくるはずです。

ここでは、ボウリングのスペアの取り方の基本について考えていきたいと思います。


1.5つの基本ライン

ボウリングでストライクを取れなかった時のピンの残り方には、多くのパターンがありますが、基本的なラインを覚えれば、特殊なスプリットを除けば、ほとんどスペアを取ることができます。

1.ストライクライン

5番ピンを狙うポケットを通すようなラインです。
立ち位置は板目15枚目が基本で、2番スパットを狙っていきます。

2.ブルックリンライン

2番ピンを狙うラインです。
立ち位置はストライクラインより板目5枚分右へ移動し、2番スパットを狙います。

3.セブンピンライン

7番ピンを狙うラインです。
立ち位置は板目5枚目で、3番スパットを狙います。

4.テンピンライン

10番ピンを狙うラインです。
立ち位置は板目35枚目で、3番スパットを狙います。

5.ナインピンライン

9番ピンを狙うライン
立ち位置は点ピンラインより板目5枚分右に移動し、3番スパットを狙います。

ボウリングでは、この5つのラインを投げられるようになれば、基本的にどのピンも狙うことができるようになります。

投げる時は、ボウリング場のレーンにあるスパットから視線を外さずに、まっすぐ助走をしていき、フォームもいつも通りにして投げていきましょう。


2.スペアを取るコツ

ボウリングでスペアを取る際には、どのようなコースを狙って投げるかが大きなポイントとなりますが、その他にも、確実にスペアを取るためのコツがあります。

1.1投目でできるだけピンを多く倒しておく

残りピンが少ないほど一見取り方が難しいように見えますが、ピンが少ない方がピンを倒しやすくなります。

例えば、残りピンが一本であれば、ボールがかすっただけでもピンは倒れますが、2本以上の場合、そうはいきません。

2.キーピンは必ず取る

残りピンの一番手前に立っているキーピンは必ず倒さなければ、スペアを取る見込みはほとんどありません。

3.できるだけボールを当てて倒す

ピンアクションで残った全てのピンを倒すためには、かなり精度の高いコントロールが必要になります。

残ったピンに直接ボールがあたるようなラインを選択して投げることが確実にスペアを獲得するための取り方となります。