ローダウン投法で大切な下半身の使い方 | ボウリングが上達する練習方法

ボウリングのローダウン投法は、ボールに強い回転とスピードを与えて豪快にピンを倒していく投げ方で、最近主流になっているボウリングの投げ方です。

ボールに強い回転をつけるために、手首の柔軟性や筋力が必要となる投げ方ですが、この投げ方を上達させるためには、腕や手首などの上半身の動きだけではなく、下半身の動きをうまく使うことも重要です。

ローダウン投法で、強い回転をもったボールを安定して投げていくためには、肘の動きと手首のスナップに加えて、これら上半身の動きと下半身の動きをタイミングよく合わせていくことが重要なポイントです。

ボールを投げるイメージとしては、まず下半身から足の踏み込みをスタートし、だんだん上半身に体重を移動していくような感じで、最後に手のひらと指でボールに強い回転とスピードをつけるようにボールをリリースして感じになります。

ここで、この下半身の踏み込みからボールをリリースするまで、少しずつタイミングをずらしながら力を移動していくことにより、大きな力がボールに伝わっていくようになっていきます。

もし、下半身の踏み込みがなく、力が同じタイミングで前に移動すると、ボールに力は伝わらず、回転が弱くスピードも遅いボールとなってしまうはずです。

ローダウン投法で、強い回転とスピードを与えるためには、腕や手首などの上半身の強化も必要ですが、下半身を強化することも大切なことです。

踏み込んだ時に下半身がふらつかないようにするようにも、しっかりと筋力をつけておくようにすると、良いボールを投げることができるようになるはずです。

下半身のトレーニング方法には、スクワットやランニングなどの方法がありますが、これらのトレーニング方法は、足を踏み込んだ時にも下半身を安定して支えられるような筋力をつけるのに大変に有効なものです。

日頃から、このようなトレーニングを行い下半身の強化を行うことで、足を踏み込んだ時にもふらつかないような下半身を作ることが可能になるわけです。

ローダウン投法で、ボールを投げる時に、上半身と下半身の動きのタイミングを合わせるためには、正確なフォームでボールを投げることをマスターしていることが最低限必要です。

正確なフォームをマスターすることは大変に難しいことですが、日頃から鏡を見ながらのシャドウボウリングでフォームのチェックを行ったり、自分の投球をビデオ撮影して腕の動きと足のスライドなどの下半身の動きを確認したりすることも、上達するために有効なトレーニング方法と言えるでしょう。