ボウリングを続けていくと、だんだん自分のボールが持ちたくなってきます。

ボウリング場に備え付けのハウスボールでもある程度のスコアは中級者ぐらいになればいくようになりますが、やはり、だんだん満足しなくなってきます。

そこで、自分の手や技術に合わせてマイボールを作ることになるわけです。

ここでは、初級者から中級者ぐらいのボウラーがマイボールを作るときの注意点について考えて行きたいと思います。


1. マイボールの選び方

ボウリングのボールの素材には、ポリエステル、ウレタン、リアクティブなどの種類がありますが、ボールを曲げていきたいというのであれば、リアクティブ系のボールを選ぶことをお勧めいたします。

ポリエステルやウレタンのボールを選んでもいいかもしれませんが、これらのボールは曲がりにくい素材でできているので、曲げたいという要求に対して答えることができません。

初級〜中級者向けのマイボールということで、このような素材のボールをラインナップしている場合もありますが、どのようなボールを作りたいのかについて、ボウリング場のインストラクターやプロショップの方に一度相談してみるといいでしょう。

予算や好みのタイプを伝えれば、要求にマッチしたボールを紹介してくれるはずです。

場合によっては、実際の投球フォームを見てもらい、どのようなボールが適切かをアドバイスしてくれることもあります。


2. マイボールができるまで

ボールの種類が決まったら、重さを選びます。

初級〜中級の方ですと、それまで使っていたハウスボールと同じ重さを選んでしまいますが、マイボールの場合、自分の手にフィットしたボールとなりますので、実際に持ってみるとかなり軽く感じます。.

重さの目安としては、ハウスボールよりも2ポンドぐらい重めのものを選ぶといいでしょう。

ボールが重いと、ピンアクションが有利になることもありますが、重すぎるとケガにもつながることがありますので、ボウリング場の人とよく相談して決めるようにしてください。

次に、自分の手にフィットした穴をボールに開けるドリルという作業に移ります。

この穴あけ作業が、マイボール作りの最も重要な作業でもありますので、ドリラーの方と十分に打ち合わせをして、手にジャストフィットするようにしていくことが大切です。

ドリル作業が完了すると、いよいよマイボールの完成です。

投げてみると最初はちょっと違和感があるかもしれませんが、投げていくうちにどんどん慣れてくるはずです。

慣れてくると、ハウスボールを使っていた時よりも、ボールが曲がり、いいスコアが出るようになってくるはずです。