ボウリングは、スポーツなんでしょうか?それともレジャーなんでしょうか?

いろいろなご意見があるとは思いますが、ボウリングは、みんなでワイワイと楽しめるレジャーとしての面と、競技として競い合うことなどスポーツとしての面の両方を持っていると言えます。

ここでは、スポーツとしてのボウリングについて考えてみましょう。


1.生涯スポーツに最適

ボウリングは、運動量も他のスポーツと比べて少ないため、老若男女を問わずに誰でも手軽に始めることができます。

例え、技術の差があったとしても、ハンディキャップをつけることで、異なるレベルのボウラー同士でも一緒のレーンで楽しむことができます。

さらに、ボウリングはただ投げるだけのものではありません。

ボールをどのように投げるか、残ったピンをどうやって倒していくかなど、大変頭を使いますし、集中力も必要となります。

また、ボウリングは天候にほとんど影響されずに、楽しむことができる全天候型のスポーツです。

雨が降ろうが、風が吹こうが、エアコンの効いたボウリング場でいつでも快適に楽しむことができるわけです。
このように、ボウリングはあらゆる人々が、手軽に快適にプレイを楽しむことができる生涯スポーツとして最適なものと言えます。

体力や年齢、環境の問題で生涯を通じてスポーツを継続していくことはなかなか難しい場合が多いですが、ボウリングについてはほとんど問題がありません。


2.意外と運動量があります。

ボウリングで消費されるエネルギー量は意外と多く、1ゲーム(約10分)で平均40キロカロリーのエネルギーを消費します。

これは、散歩で計算すると30分ほど行ったものとほぼ同じ量となり、またゴルフでは11分、テニスでは6分の量と同じになります。

また、ボウリングでは一投投げてから、次のボールを投げるまでに時間の間隔があり、その間は休んでいることになり、さらに他のスポーツで必要とされる瞬発力なども不要なので、結果的に有酸素運動を行うこととなり、疲れ方も他に比べて少なくなるようです。

このように、ボウリングは、運動量が多い割には、楽に楽しむことができるので、年代や性別を問わずに誰でも長く楽しめる生涯スポーツの数少ない一つであり、予防医学的に見ても、体力維持や病気の予防につながっていくものと考えられています。