ボウリングでは連続してストライクを取るとそれぞれに呼び方があります。
ストライクを2回連続で出すとダブルといい、4回連続だとフォースというように数字で呼ばれますが、3回連続の時だけはターキーと呼ばれます。
このターキーとはどういう意味なのでしょうか?
このようなちょっとした用語の意味を知ることもボウリングを楽しむための一つかもしれません。
1. ターキーの意味
一般的にターキーといえば七面鳥のことを意味しますが、このターキーという言葉はトルコを示す英語が由来となっています。
しかし、トルコは七面鳥の原産地ではありません。
当時のヨーロッパでは、東の方から入ってきたものは何でもターキーと呼ばれていて、それがそのまま定着していったということのようです。
例えば、日本から入っていったホロホロ鳥もヨーロッパでは、ターキークックと呼ばれていたようです。
それでは、なぜ3回連続ストライクがターキーと呼ばれるようになったのでしょうか?
ターキーと呼ばれるようになった理由には諸説あるありますが、その幾つかをご紹介していきましょう。
ボウリングがアメリカで盛んになった頃、七面鳥料理もアメリカ人にとって人気のメニューになっていました。
その頃あるボウリング場で、3回連続でストライクを出した客に対して、七面鳥をごちそうするというサービスを行い人気になったことから、ターキーと呼ばれるようになったというものです。
ボウリング場に客を呼び込むための方法だったということですね。
また、別の説として、インディアンが3羽の七面鳥を一本の矢で射止めたことが由来であるという説もあります。
七面鳥はアメリカ人にとっては古くから愛着のある食材ですので、このような説も間違っていないような気もしますが、どれもしっかりとした根拠はないようです。
2.連続でストライクを出した時の呼び方
ダブルやターキー以外で連続してストライクを出した時の呼び方は次の通りです。
4回連続 フォース、フォーバーガー、ハムボーン
5回連続 フィフス、ファイブバーガー、ヤッツィー
6回連続 シックスス、シックスバック
7回連続 セブンス、セブンスバック
8回連続 エイトス。エイトバック
9回連続 ナインス、ナインインアロー
10回連続 テンス、テンインアロー
11回連続 イレブンス、イレブンインアロー
12回連続 パーフェクト
ターキー、フォースぐらいまではよく知られていますが、それ以降の呼び方は聞いたことがないというかたも多いかと思います。
連続してストライクを取ることは大変難しいことですが、このような呼び方があるということを覚えておくのもボウリングの楽しみ方の一つかもしれないですね。