ボウリング初心者のためのハウスボールについて | ボウリングが上達する練習方法

ボウリングを始めたばかりの初心者の方は、まずハウスボールを使うことになるはずです。

ハウスボールは、ボウリング場に備え付けのボールのことで、さまざまな重さや異なる指穴があけられたものがあります。

ここでは、ハウスボールの選び方について考えていきたいと思います。

ボウリング場においてあるハウスボールには、重さを表す数字が書いてあります。

例えば、１５と書いてあれば、１５ポンドの重さ（１ポンドは約４５４グラムなので、約６．８kg）のボールということになります。

また、その横に数字が入っている場合がありますが、これはボールにつけられた整理番号の場合がほとんどです。

初心者の場合、男性であれば１２〜１４ポンド、女性であれば１０〜１２ポンドの重さのボールを選択することが目安となります。

ボウリングのボールは基本的に中指、薬指、親指の３本の指を使って持ちます。

ボールを投げる時には、指の抜け方がポイントとなりますので、指の大きさにあった指穴を持つボールを選ぶようにしましょう。

親指を指穴の根元まで入れて、左右に回してみます。

このときに、親指の両端が、かすかに触れる程度の大きさの穴がちょうどいいでしょう。

回してみた時にきつかったり、ゆるすぎたりするものは避けましょう。

本来、この二つの指を合わせることも大切なのですが、ボウリング場にあるハウスボールでは指穴の種類も少ないので、初心者の方はそれほど気にすることはないでしょう。

親指と中指・薬指の感覚をスパンと言います。

ボウリング場にあるハウスボールを選ぶ時に、まず親指の大きさにあったボールを見つけたら、次はスパンが適当なボールを探していきます。

親指を根元まで入れて、中指・薬指をまっすぐに中指を入れる穴、薬指を入れる穴に向かって伸ばします。

伸ばした指の第二関節が、穴の手前から１cmぐらい出るようなボールがあれば、スパンがあっているボールとなります。

ボールを選んだら、周りに人がいないことを注意して、ボールを軽く振ってみましょう。

振った時に、親指がすべるないようであれば問題ありません。

もし、親指がすべってしまうようであれば、親指の穴がもう少し小さいものか、ボールの重さを少し軽いものに変えてみてください。

ボウリングをプレイする時に、ボールの選択は大変重要なものです。

ボウリング場にあるハウスボールには、ボールの種類に限りがありますので、なかなか自分にあったボールを見つけることができないかもしれませんが、できるだけ近いボールを選ぶようにするのがいいでしょう。