ボウリングのフォーム【アプローチ】編

ボウリングでアプローチは、ボールを投球するまでの助走のことを言います。

また、場合によっては、レーンの助走を行うエリアのことをアプローチというように表すこともあるようです。

狙ったところにコントロールよく確実にボールを投げこんで行くためには、アプローチは大変に重要な要素となります。

アプローチが上達していくと、自然とスムーズな投球フォームでボールが投げられるようになり、スコアアップにもつながりです。

1. アプローチは４歩が基本

基本的にボウリングは４歩助走でのアプローチでボールを投げていきます。

４歩助走でのアプローチは以下のようなステップです。

ボールを構えて、１歩目でボールを前に出します（プッシュアウェイ）。

２歩目で、ボールを下に降ろします（ダウンスイング）。

３歩目でボールを体の後ろの方へ持っていきます（バックスイング）。

そして、４歩目でボールをリリースし、腕を前方へ投げ出すような形で振り出します。

この一連の流れがスムーズにいくことで、安定したコントロールのいいボールを投げることができるようになりますので、まずは、この４歩でのステップの流れを覚えるような練習をしていきましょう。

2. 安定したフォームはしっかりした下半身で

ボウリングの投球では、どうしても腕のスイングに意識が行きがちですが、安定したボールを投げるためには、腕や肩などをスイングするような上半身の動きだけではなく、アプローチなどの下半身のしっかりとした動きも必要です。

狙ったところに投げられないなど、安定したボールを投げることができないような場合は、アプローチでの下半身の動きがうまくできていないことが多いように見受けられますので、しっかりとした下半身の動きを意識してアプローチを行っていくと、投球フォームも安定し、コントロールのいいボールを投げられるようになってくるはずです。

3. アプローチの練習方法

アプローチの練習は、もちろんボウリング場での練習もできますが、まずはボールを持たずに、一連流れである４歩ステップの練習を繰り返してみるといいでしょう。

初心者の方ですと、最初は、なかなかテンポよくステップを踏むことができないかもしれませんが、だんだん４歩でのアプローチに慣れてくるといいテンポでステップを踏むことができるようになってきます。

普段歩くときなどでも構いませんので、ボールを投げることをイメージしながら、ぜひアプローチの練習をしてみるようにしましょう。

だんだんとステップも上達し、実際に投げるときも安定したコントロールのいいボールが投げられるようになっているはずです。