ボウリングは初心者でも年齢にも関係なく楽しめるもので、久しぶりに運動をする人がやっても大きな怪我の心配が少ないスポーツと言えます。

しかし、ボウリングを継続して楽しむようになると、重いボールを繰り返し持ったり投げたりすることになってきます。

このため手首や肘に負担が多くかかることになり、怪我や故障に繋がることも少なくありません。


1. ボウリングで負いやすい怪我の種類

重いボールを繰り返し持ったり投げたりするボウリングでは、手首や肘に大きな負担がかかってきます。

このため、ボウリングで負いやすい怪我の多くは、手首や指の怪我になります。

特に手首の場合で多く発生する怪我は、腱鞘炎や関節炎で、手首に大きな負担がかかることで発生することが多い症状です。

この症状は、突然ではなく徐々に痛みが強くなり、ひどいときにはボールを持てない状態にまでなってしまい、日常の生活にも支障をきたすようになってしまうこともあります。

また、指の怪我としては、指の関節の捻挫が多く発生します。

これはボールをリリースする際に、指が引っかかりすぎることで、指の腱を痛めてしまうことが主な原因です。

ボールをリリースした瞬間に、強い痛みを感じるようであれば、ほとんどの場合はこのような指の捻挫を負っていると考えていいでしょう。


2. 怪我を負った時の対処方法

関節炎や腱鞘炎の場合は、徐々に痛みが強くなってきますので、痛みが強くなってくる前に、マッサージなどでケアをしていくことが大切です。

また、サポーターやテーピングなどで手首を保護することも、症状の悪化を防ぐという意味では有効な対処方法と言えるでしょう。

また、指や手首の捻挫の場合は、直ちにボールを投げることをやめて、患部を固定し安静にすることが大切です。

指や手首は、日常生活でも使うところですので、症状が悪化しないように、すぐに接骨院などで診てもらい、幹部の固定などの適切な処置を行ってもらうことが大切です。

固定した箇所は、1、2週間で外れますが、その後もマッサージなどで関節にかかる負担を減らしていくことで、関節炎や腱鞘炎にならないよう予防するようにしましょう。


3. 準備運動は必ず行うようにしましょう。

ボウリングもスポーツですので、怪我をしないように十分注意して楽しむことが大切です。

怪我を防ぐために大切なのは、十分に準備運動を行い、体をほぐしてから投げ始めることです。

準備運動を行うことは、怪我を予防する効果だけでなく、気持ちもリフレッシュできますので、必ずゲームをする前には準備運動を行うように習慣づけるようにしましょう。

特に、指や手首を怪我してしまうと、日常の生活にも影響を及ぼすことがありますので、しっかりと準備運動を行い、怪我をしないようにすることで、ボウリングをより楽しむことができるようになるはずです。